復興に全力を注いだ先人たちが残した大切な宝

四谷の千枚田

 愛知県新城市四谷(平成29年3月23日 訪問)

 鞍掛山の斜面に広がる山間集落に、約400年前開墾された美しい棚田が広がっています。
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 幾重にも田んぼが積み重なってかってどこまでもびているかに思えるその景観は圧巻の絶景
 標高220~420mにかけて連なる石積みの棚田は、今でこそ約420枚となったが最盛期には1296枚の田を耕作しており、山の中腹からこんこんと湧き出る澄んだ水は、大雨が降っても濁ることはなく、美味しいお米を育んでいます。
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 そんな四谷の千枚田にも悲しい歴史があり、明治37年の梅雨時の長雨と雨台風で鞍掛山に隣接する通称、貧乏山から山崩れ(山津波)が起こり、死者11名、家屋流失10戸という大惨事となり、山津波は人も家ものみ込み、沢に沿って約600メートル下方まで流れ出し、沢沿いの棚田はすべて崩壊してしまいました。
 先人たちはこの不幸にもめげず、近隣集落の暖かい支援のもとに鍬とモッコで棚田復興全力を注ぎ、わずか5年ほどで堅牢な石積みの棚田に蘇らせたと言います。
 
 この先人たちの血と汗の辛苦を耕作者や地域の人々は風化させることなく、先祖の残した偉大な財産を守り続けている。

 田んぼの中にあった珍しい小屋
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 ※ ぼったり(水力により穀物を挽く道具)小屋

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