残念なお城 

久保田城
 
 秋田県県秋田市(平成29年11月9日 訪問)

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  ※ 御隅櫓

 久保田藩主 佐竹氏の居城。

 佐竹氏は清和源氏の流れをくむ名門ですが、関が原の戦いでの中途半端な行動で家康に睨まれてしまい、常陸からこの地に移封されます。
 その時の藩主、佐竹義宣が1604(慶長9)年に築城たのがこのお城。
 標高40mの神明山に築かれた平山城で、天守と石垣は当初からありませんでした(虎口や土塁の基底部には石垣を使用しています)。
 現在は千秋公園として整備され、土塁、堀などが残っています。


表門(一ノ門)
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 ※ 外側

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 ※ 内側

紅葉が綺麗だった。
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 この門は本丸の正門で、木造2階建て瓦葺きの櫓門。2000(平成12)年に復元されました。

御物頭御番所
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 久保田城唯一の現存建物で、城下の警備や火災の消火を担当した御物頭の詰所として使用されました。


本丸跡
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 本丸内にある八幡秋田神社は 初代藩主佐竹義宣公を始め歴代の藩主が祀られている。
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二ノ丸跡
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中土橋櫓通りをはさんで
右側が、
大手門の堀
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左が
穴門の堀
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 ともに三の丸水掘りであり、広く城域を囲んでいた。

 最後に残念なお知らせである。

 最初に紹介した写真の御隅櫓なんだけど、市制100周年を記念して1989(平成元)年に復元されたとのことであるが、三重四階の構造で建てられたものの、当時の建物は二重櫓であったと書いてある。
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 これって復元じゃないよね!

 詳しく読めば、「当時の二階造りを元に市街地一望できる展望室えた」と書かれているけど…

展望室からの眺め

南側
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西側
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北側
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東側
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 この景色と引き換えに、嘘をついてはいけないと思うのは私だけじゃない筈だ。
 

東北を代表する水の郷(百清水の里)

六郷湧水群(ろくごうゆうすいぐん)

 秋田県仙北郡美郷町六郷(平成28年11月9日 訪問)

 六郷は奥羽山脈と出羽山地に挟まれた盆地にあり、奥羽山脈を水源とする小河川が扇状地を形成して街中に豊富な水が湧き出しています。

 六郷と言うくらいだから、6つの湧水と思いきやそのいこと。
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 現在は60余りで湧水が確認できるとのことで、昔はもっと多く、百清水と呼ばれていたらしい。

 六郷の湧水群には、それぞれの湧水に名前と由来があるようで、有名な藤清水は傍らの藤棚が見事なことからそう呼ばれていますが、かつてはこの地に佐尾家の蔵が3つあったことから、当時は三蔵清水と呼ばれていたそうだ。
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 ハタチや清水は太平洋戦争後に、この清水の周辺に「ハタチや」という店が酒類などの店舗を出していたことからその名が付いたとか。
 酒店敷地内にある清水であり、現在ではこの水を使って販売する酒類やサイダー、ジュースなどを冷やしているとのことであるが、写真のとおりともすれば排水溝と見間違えそうな構造でした(ご免なさい)。
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 ※ 扉を「ガラガラ~」と開けると

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 ※名水に辿り着く 

御台所清水
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 ※ 秋田藩主が炊事や茶水に使用したとのこと。

キャペコ清水
 「キャペ」とは小さい子供の「おチ●チン」で、形が似ているからそのように名付けられた後に、その末尾に東北特有の「」が付けられたと書かれている。
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 ※ 似てるかな?

ニテコ清水
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 明治天皇が行幸の際に献上されたので「御清水」としても知られている。
 この名水で造られたニテコサイダーが名水庵で販売されているらしいが、「営業中」と書かれているものの、扉はめられていた・・・
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宝門清水
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 ※ また写真で説明を省略

浄海清水
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台蓮寺藤清水
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側清水(がわしみず)
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横に地蔵さんがあって、こも清水を塗るとイボが治るとのことから「イボとり地蔵」と言われているらしい。
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 まだ沢山の場所を訪れ写真もあるのだが、ほとんど溜池のようなものなので、あとは省略と言うことで…

越後湯沢の「飲むと力が出る」水

力水(ちからみず)

 秋田県湯沢市佐竹町(平成28年11月9日 訪問)
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 力水は秋田県湯沢市の市役所向かいにある中央公園内にあります。
 湯沢市役所
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 水は年間を通して湧出しており、この清水でいれたお茶は特別に美味いと汲みに訪れる人が絶えないとのことですが、また訪問が早朝であったので誰もいなかった。
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 でも、気が遠くなるほど、チョロチョロと出るので、ペットボトル1本満タンにするのに数分かかる始末…
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 ※ 地震の影響で水量が減ったとの話もある。

 力水の名前の由来には、近隣の人たちによって愛飲されていたところ、この水を飲むと力が出るという話が広がり、力水の石碑が建てられたという説や、古館山のふもとから湧き出ている水を、「これを飲めば、体に力がつく」と殿様が愛飲されたことから、「力水」と名付けられたとのことです。
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こちらの力水とは無関係のようです。
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 ※ コチラは福岡県の水を使っているらしい…

万年雪とブナ林が形成する天然の水源地

月山山麓湧水群(がっさんさんろくゆうすいぐん)

 山形県西村山郡西川町(平成28年11月8日 訪問)
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 ※ ブナの泉 いきなりのネットから借用写真

 東北が誇る名峰、「月山(がっさん)」

 7月まで滑れる夏スキーのメッカとしても知られるこの月山の山麓に、ブナの原生林に覆われた一帯があり、月山の地層で育まれた山脈の雪解け水が無数の地点から湧き出しています。

 雪解け水が地下に浸透する期間が300~400年に及ぶとの説もあり、湧水は冷たく、この水独特な清冽な特徴を持っています。

 いたるところで「せせらぎ」が聞こえ、草むらをかきわけて進むと小川のような流水を発見できる。
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 でも、代表的な水汲み場である「ブナの泉」が見つけられず、地元の人に訊いて、この場で水を汲む。
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ブナの泉(初めに紹介した写真の場所)

 前回訪問時(平成25年12月20日 こちら))もそうであったが、この場所にまた辿り着けなかった。

 はたして「3度目の正直」はあるのか?

 次回に期待だ!

白馬の麓にある緑豊かな水の源流

姫川源流湧水

 長野県北安曇郡白馬村神城(平成28年11月8日 訪問)
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 白馬村・小谷村を流れ、50km以上離れた日本海に注ぐ姫川

 その源である「姫川源流」は、親海(およみ)湿原の北側にある荒神の森の奥にひっそりと佇んでいます。

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 ※ ココから歩いて行かないといけなかったようだが…

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 ※ 知らずにココまで進入していたようだ。

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 ※ さすがにココまでくれば遊歩道と判る!

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 ※ 荒神社 この前を通って…

姫川源流に到着。
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 これだけはっきりと判る源流も珍しいと案内看板に書かれていたが、
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 ※ また手抜きのために写真を掲載。

 範囲していた。
 春には清流の中にバイカモの可憐な白い花が綺麗に揺れているそうである。
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 ※ ココもまるで湿原のような場所
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 反省すべくは、隣の親海湿原を訪れなかったことである。
 是非、春にもう一度訪れたいものだ。

ワサビ田に湧く北アルプスの雪解け水

安曇野わさび田湧水群

 長野県安曇野市豊科・穂高(平成28年11月8日 訪問)
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 安曇野梓川犀川高瀬川の3つの川で作られた扇状地全体のことを呼びます。いたるところで北アルプスからの雪解け水が大量に湧き出していて、「安曇野わさび田湧水群」として知られています。

 湧水量は1日に70万tとも言われており、年間を通して豊かな水量は変わらず、水温も一年中15度程度に保たれて、その名の通りわさびの栽培が盛んな地です。
この地に数多くあるワサビ田の中でも、日本一広いわさび畑を持つと言われる「大王わさび農場」で名水を汲むことでき、ここでは地元の特産品やお土産などが販売されて観光名所になっているようです。
 ※ 私が訪れたのは、オープン前なので人っ子ひとりいませんでしたが…
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 ちょうど朝日が昇り始めたころで、北アルプスの山々が紅く染まって綺麗でした。
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踊の城下町に湧き出る名水

宗祇水・白雲水(そうぎすい・はうくんすい)
 岐阜県郡上市八幡町本町(平成28年11月7日 訪問)

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 郡上八幡は「おどり城下町」というキャッチコピーが付けられており、お盆に四夜続けて朝まで踊る徹夜(郡上踊りが有名な街ですが、もう一つのにあたるのがこの「宗祇水」という名水だ。
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 郡上八幡は八幡城のふもとに位置する城下町であり、昔ながらの町並みは、今なお賑わいを見せています。
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 名水百選第一号に指定された宗祇水は、この町の一角に建てられた祠の下からこんこんと湧き出ており、町並みを通って長良川の支流吉田川に注がれています。
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 ※ 吉田川

 名の由来は室町時代の連歌の達人である飯尾宗祇がこの湧水の傍らで庵を結んで愛用したことから「宗祇水」と呼ばれるようになったことから来るそうだ。
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素晴らしい扇の勾配

熊本城(平成23年7月23日 訪問)

前回きです。

 開門すぐに人のいない大天守小天守を撮った。
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 ※ 西側

 その後に撮った他方向は、人を避けて撮ることができなかった。
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 ※ 南側

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 ※ 東側

横手五郎首掛石
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 ※ 子供たちもこの頃は写真撮るぞ~と言えば飛んできたが…

説明は写真にて省略
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 振り返ると宇土櫓
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 ※ 城内に現残する唯一の多門櫓

 三層五階に加え地下も備えていて、高さ20メートルもあるこの櫓は天守と言ってもおかしくない規模である。
 確かにウチの近くにある岸和田城の天守より大きいのでは?

 宇土櫓から見た大・小天守
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大天守下から
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 ※ 西側

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 ※ 南側

 大天守は全面に石落としが張り出しているのに比べ、小天守は石落としが…
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 その理由は石垣傾斜いにあるのだろうか?
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 ※ 奥がかなり急勾配だ

 手前大天守小天守で、10年ほど遅れて小天守が建てられているが、その間に石垣積みの技術進歩したらしい。

 このペースで進むと、とてつもなく時間がかかってしまうので、ココからかなり端折っての紹介とする。

 この城の素晴らしさは何と言っても「石垣の美しさ」だ。
 何となく登れそうな気がするが、上まで来ると反りかえるような錯覚に陥る、別名扇の勾配」と呼ばれる清正流の石垣積みだ。
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 ※ 宇土櫓の石垣(高さ約30m)

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 ※ 東十間櫓の石垣(高さ約20m)

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 ※ 飯田丸五階櫓の石垣

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 ※ 天守付近の石垣群

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 ※ 竹の丸から見た飯田丸

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 ※ 竹の丸から見た天守 幾重にも石垣が重なって見える。

二様の石垣
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 時代を感じさせる有名なスポット。
 左の急勾配が細川時代、右の勾配が加藤時代であり、当然、後に築いた方が技術の進歩もありキツイ勾配を造れるが、私はやっぱり手前の清正流き(完全な贔屓目

地下通路
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 本丸御殿に入るための通路は「闇り(クラガリ)通路」と呼ばれるもので、二つの石垣を跨いで造られています。

 まだまだ沢山の写真があるけど、機会があれば、また、ジックリとご紹介したいと思います。

 今回はこれにて一旦終了ということで…
プロフィール

しんのじ

Author:しんのじ
 「私、50にして天命を知らず。」
 彷徨い続けるオヤジのブログです。
 気長にお付き合いください。

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